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寒蘭  植物園にて
2008/11/18(Tue)
前日の雨が上がって少し肌寒い日曜日、近くの府立植物園まで散歩がてらでかけました。

今、植物園では「寒蘭」の展覧会が開かれています。

蘭にはまるとその先にはどんなことが待っているんでしょう、すこし空恐ろしいような気もしますが、蘭にはなにか抗いがたいものがあるような気がします。

以前、スーザン・オーリアンという作家の書いた「蘭に魅せられた男」という本が映画化されたことがあって、その映画を見てから私の中では蘭に魅入られてしまうとその先に待っているのは怖い世界、というイメージが根付いているようです。

けれど、カトレアのような派手な花にはあまり魅力を感じることはなくて(あれはあれできれいだけれど、カトレアは式典の出席者の胸に飾られるのがやはりふさわしい)、原種の蘭にこそ、その美しさを感じます。

会場で見た寒蘭のほんの一部

kanran 1

kanran 2



面白いと思ったことに、大きな賞をもらっている株のうちにはまだ花が開かず、固いつぼみが付いているだけ、というものもいくつかあって、どうしてだろう、と思ったりもしたのですが、会場内で、どうやら出品者らしき方が来場者の質問に答えている様子を聞いていると、寒蘭(に、限らないかもしれませんが)は、花を愛でる、ということではなく、花・葉・鉢の全体のバランスを鑑賞するものだそうで、鉢の中のどの場所に株がどんな具合に生えているか、というところまでもみて楽しむのだそうです。
うーーん、やっぱり奥の深い世界のようです。
うっかり足を踏み入れると大変なことになりそうなのは骨董と同じですね。

この日、植物園では菊花展もあわせて開催中で、こちらはもう花がお終いに近づき、中にはかわいそうなほどの様子の鉢もありました。
そんな中でひときわ目を引いた面白い仕立て。



これ、どうなってると思います?
なんと! わずかに二鉢から仕立ててあるんです。
確かに、説明を見てもう一度菊を良く見てみると、確かに左右両端に2つの鉢があって、全てはそこから伸びて花を咲かせているんです。

菊の仕立てはこれまで色々見たことがあったけれどこんなのは初めて。
びっくりしました。

園内には秋の薔薇も。




カトレアは派手すぎて、というと、では薔薇は?と問われそうですが、
薔薇は別格。
いろんな花が好きだけれど、やはり薔薇は美しい。
その品格、独特の香り、色、
帰宅して一番に見る、玄関の花はついつい薔薇にしてしまいます。
今も我が家の玄関には、白みがかった緑と、真っ赤の薔薇が二つの壷に無造作に投げ入れてあります。

植物園からの帰り道、先日もご紹介した「宝泉」へ立ち寄り、ぼつぼつ美味しい季節、とおぜんざいをいただきました。

housen zennzai

housenn  furo

相変わらずの人気で、旅行者らしき方々がお茶を楽しみ、生菓子を買い求める人もいらした様子。
これから京都の町は紅葉を楽しみにくる人々のピークを迎えそうです。

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コメント
- こんにちは。 -
寒蘭は、以前、こちらの大船植物園で展示会を
偶然見てから、大ファンになってしまいました。
あの、なんといいますか、スマートさが良いですね。
逆に普通の蘭は苦手なのですが。。。
菊ですが、こちらにある皇室ゆかりの新宿御苑の
菊花壇展では大作りという伝統的な作りがあって、
一本の茎から、花を同時に600咲かせるという芸術
品のようなものがあります。
今日か、明日当たりにアップできると思いますので
お時間がありましたら、ご覧ください。
2008/11/18 12:42  | URL | 君平 #3/VKSDZ2[ 編集]
-  -
寒蘭・・・この花もとても素敵ですね〜〜
花は好きですが、やはり蘭と名のつくものには手は出せそうにもありません。手間もかかるし、お値も張ります。
そのせいか、男性が丹精こめられることが多いようです。
鉢一つとっても・・・骨董好きの紫さんとだんな様向きの趣味かも・・・

おぜんざい、美味しそう・・そういう季節になりましたね
2008/11/18 17:54  | URL | われもこう #-[ 編集]
-  -
こんばんは!

今日も、記事内容満載ですが、
菊花展の二鉢から仕立ててあるという画像・・・凄いですね!
たくさんの花を同時期に咲かせて、どーやっているのでしょうね?
そして、寒蘭と、鶴の掛け軸が合っていて、ステキの画像です。(^^)

おぜんざいのお餅が美味しそう♪




2008/11/18 21:15  | URL | tourien #-[ 編集]
- 君平 さま -
先ほどブログにお邪魔して新宿御苑の菊見せていただきました。
なんともすごいですね、びっくり。
丹精こめて作られた方の気持ちが伝わってくるようです。

寒蘭というか、東洋蘭の世界は近づくととんでもない深みにはまりそうです。
でも、見るたびやっぱりいいなぁ、と魅かれます。
2008/11/19 00:19  | URL | 紫 #-[ 編集]
- われもこうさま -
骨董だけでもずぶずぶの底なし沼なのに(笑)この上蘭! とんでもない!(笑)
でもいいですよね、こういう蘭。
正直、ものすごく魅力を感じます。

おぜんざい、美味しかったですよ。
案外あっさりとした味に煮あげてあるあずきと、上品な甘みがよく合ってました。
このお店、「あずきやさん」と言われるくらい、あずきが本職です。
隣の席で他のものを食べていたお客さんがこのぜんざいを見て、追加注文しようか、どうしようか、かなり悩んでいらっしゃいました(笑)
2008/11/19 00:25  | URL | 紫 #-[ 編集]
- tourienさま -
ねぇ!この菊、面白くてびっくりでしょう?
ほんとにどうやって育てていらっしゃるんでしょうねぇ。
作り手の方にお話を伺ってみたいです。

おぜんざい、焼いたお餅もいいお味でした。
ここには、この赤いおぜんざい(大納言あずき)と、白いおぜんざい(白あずき)もあるんです。
どっちにしようか、難しい問題です。
メニューはこちらからどうぞ
http://www.housendo.com/housen2.html
2008/11/19 00:29  | URL | 紫 #-[ 編集]
-  -
こんにちは
四君子ですね。蘭、竹、菊、梅。
宋代から愛されたようですが、いずれも素敵ですね。
輸入された美意識とは言え、和の美に沿いますね。
しかし竹、菊、梅はそれこそ和のイメージに合いますが、蘭と言うのがなんとなく不思議でした。
大山崎山荘の元の持ち主・加賀正太郎さんは有名な蘭愛好者で、この大山崎の地が蘭栽培が適している、としてそこに別荘を構えたそうです。

宝泉、行きたいです。わたしは白小豆のおぜんざいがいいかなぁ・・・(よだれ)。
2008/11/19 16:06  | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
- 管理人のみ閲覧できます -
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/11/19 22:22  | | #[ 編集]
- 遊行七恵さま -
梅と竹が足りませんが (^_^)

昨夜、連れ合いの父と話していたとき、たまたま蘭の話から(父の趣味です)、まさに大山崎山荘の事を話題にしてたとこでした。
なので遊行さんのコメントのタイムリーなことにちょっとびっくりです。

宝泉、ぜひ、お薦めします。
何をいただくか、迷いますよぉ(笑)


2008/11/19 23:13  | URL | 紫 #-[ 編集]
-  -
今年は駅で 枯れた木の後ろから 枝のように出した菊をみましたが このようにビックリする菊は 初めてです。絵文字かいなと 何回も見ました。
2008/11/21 20:06  | URL | 小紋 #-[ 編集]
- 「如意輪観音菩薩」 -
先日、天王寺美術館で開催中の「国宝 三井寺展」に
行ってきました。
目的は「如意輪観音菩薩」を見るためです
かなり沢山の展示物があったのですが
最後から2番目の部屋にこの観音様はいました

正直云ってこんなに完成度の高い仏像を見たことありません
観音様を表現するのに「かわいい」と云うのははなはだ失礼
なのですが他に言葉が見つかりません、
単に彫刻として見てもすごく洗練されて都会的です。

30分ぐらいこの観音様を見ていました
あまりそばで見てると他の人の邪魔になると思って
ちょっと離れた所で見ていたのですが
私があまりにも凝視し過ぎていたのでしょうか
後から来る人が私に遠慮して私と同じ距離をとったところに
人の環ができてしまいました。

紫さんの影響で仏像が段々気になってきました
この観音様を超える仏像が表れるのかどうか解りませんが
今は、この観音様の大ファンになってしまいました。

記事と関係のないコメントでごめんなさい^^;。
2008/11/22 22:08  | URL | aki #-[ 編集]
- 小紋さま -
菊、岩山から生えているようなのとか、他にも色々芸術的なのがありましたけど、インパクトの点ではこれが一番でした。

私は一瞬、これって日本列島?って思ったんです。
この配色、何かを意図されてのものなんでしょうか・・・
何でしょうねぇ。
2008/11/22 23:10  | URL | 紫 #-[ 編集]
- akiさま -
三井寺展、見てこられたんですね。
私も12月に入ったら見に行く予定で今から楽しみにしています。
ご覧になった如意輪さんは三井寺の観音堂のご本尊様ですか?
あの仏様は実に色っぽいですよねぇ。(画像では見たことがあるのです)
半跏思惟(厳密には左足はたらしてなくて胡坐状態なのでちょっと違いますが)のお姿もなにやらなまめかしくて、それでいて穏やかで腕の肉の付き方など、それはそれは滑らかで触ってみたくなります。
そうですか、30分ほども対峙されてたんですか。
ますます楽しみになってきました。
akiさんを中心に人の輪が出来たなんてすてきです。
仏像仲間がまた一人増えてうれしい限り。
そのうち、マイブツゾウ自慢しあいましょう! (^。^)


2008/11/22 23:30  | URL | 紫 #-[ 編集]
- 博士!! -
さすが紫仏像博士、よ〜くご存知ですね
まさにその如意輪さんです
ほんとに「かわいい」のです
見ていて「ハ〜」ってため息が出ました。

さっき三井寺のホームページを読んできたのですが
とっても大きなお寺なんですね建物だけでも10個ぐらい
あるようです、でもメインの御本尊は秘仏中の秘仏だそうで
これまでだれも見た人がいないそうです、ホントかな〜

今回は目的が如意輪さんだったので他の展示物は
ホントにさらっとしか見て来なかったのですが
色々バラエティに富んだ内容でしたから
(あの弁慶が引きずった釣り鐘とか)
プロの紫博士はきっと楽しめると思いますよ(^^)。
2008/11/23 20:46  | URL | aki #-[ 編集]
- akiさま -
こんばんは。

今日、新日曜美術館で三井寺展を取り上げて司会の黒沢アナと壇ふみさんが三井寺を訪れてる様子を放送していました。
ご覧になりましたか?
あの如意輪さんや、ポスターにすることさえ恐れ多いと許可されないという(なのになぜかNHKの映像には映ってた)黄不動さんなどが紹介されてました。
実は、12月になったら三井寺展に行く予定、というのは、この黄不動さんの展示が11月26日(確かそうだったと)からだからなんです。
三井寺は大学生の頃に一度行ったことがあるんですが、悲しいことに「行った」という事実しか記憶に残ってないんです。
いい季節になったら一度行ってみたいです。
2008/11/24 00:23  | URL | 紫 #-[ 編集]
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