久しぶりの神戸
2007/10/04(Thu)
何ヶ月ぶりでしょうか、神戸にいってきました。
兵庫県立美術館を前に訪ねたのは「ロダン」展の時だったように記憶しているので4月頃だったでしょうか。

今日は「川村記念美術館所蔵 巨匠と出会う名画展」

会場に入るといきなりレンブラントが待っていました。
今展覧会のポスターにもなっている「広つば帽を被った男」です。




光と影の表現の素晴らしさ
洋服の手ざわりまでも感じられそう。
そして何より素晴らしかったのは、眼の表情でした。

この絵の男性と「目があった」そう思った瞬間、
なにか不思議な感覚に襲われました。
微笑みかけてくる絵の中の男性。
やさしく深い瞳の奥から、なにかと問いかけてきているようです。
今にも動きだし、絵の中から出てきて、古風なポーズで挨拶をしそうな雰囲気までありました。
んーーー やっぱりレンブラントはすごい! すごいです。

と、第一の部屋はこのレンブラント1点のみ、

次のコーナーは印象派とエコールドパリの作品が集められていました。
おなじみのモネやルノワール、ピカソ、マティスなど

中で目を引いたのは、藤田嗣治の「アンナ・ド・ノアイユの肖像」
作画中、モデルのアンナと喧嘩した藤田が制作を途中で止めたために
背景が書き込まれていない、白いキャンバスの上に、女性だけが書きこまれた人物像です。
けれど、その、何もない背景が、かえってモデルを強調、際だたせて
印象的に見せているのは面白かったです。

このあと,シュルレアリズム、ポップ・アート、日本絵画などへコーナーは続くのですが
出展されている作品数が少なめで
最近訪れていた展覧会がどれも「重め」だったので少し物足りない気持ちが残りました。

最後、日本画のコーナーでは、光琳の屏風もきれいでしたが
私が一番ひかれたのは酒井抱一の水墨で描かれた、朝霧の様子が美しい屏風でした。
すっきりとした構図に、空間をうまく生かした山と霞の描かれ方が
うまいなぁ、と、しばらく見入ってしまいました。

会場を後にして、タクシーで北野坂を上がり「北野クラブ」へ食事に行きました。

入り口で出迎えてくれたマダムに、真紅のばらを一輪いただいて店内へ。
ウェイティングコーナーのソファで、食前酒とカナッペをいただいて
席に案内されました。

三ノ宮が一望できる特等席。

テーブルには、今夜の献立カードが、名前入りで置かれています。




どのお料理もソースが美味しくて、連れ合いはお料理にあわせてワインを選び
アルコールがいただけない私は、口当たりのいいカクテルをつくってもらいました。

メインディッシュのあと、もう少しこの時間を楽しみたい私たちの雰囲気を感じとったのか、
ギャルソンがチーズを勧めてくれたのですが、濃厚で、コースのお料理に負けない
深い味わいでした。
初めて名前をきくチーズも数種類あって、
今の季節に味わえるぎりぎりの、夏のチーズ(悲しい事に名前を忘れてしまったのですが)が
抜群でした。

デザートと食後のエスプレッソ
その後、香り豊かなハーブティーでコースをしめてお腹も満腹。

神戸の夜景をながめながら2時間あまりの楽しいディナータイムでした。

お店でいただいた薔薇は、「どうぞ」とラッピングしていただき、優雅な気分で
夜の町へ。




真紅の薔薇には、黒高麗の花入れを。
毎日水揚げをしっかりやって、一日でも長く、わが家にいて欲てね。
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コメント
-  -
素敵な 薔薇 れんぶらんと あこがれの 夜警!
2007/10/06 09:03  | URL | 水戸小紋 #-[ 編集]
- 水戸小紋さま -
レンブラント やっぱり王道って感じですよね。
以前、やはり展覧会で「修道士に扮する息子 ティトゥス」をみましたが、あれも素晴らしかったです。
2007/10/07 14:52  | URL | 紫 #-[ 編集]
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